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【発信者紹介 #3】スポールブール日本代表/豊田想さん『スポールブール伝道師 豊田想公式HP』

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ナオキ

皆さんこんにちは!
マイナースポーツ発信部のナオキです!

皆さんは「世界最古の球技」をご存じでしょうか?

そう!
今回のテーマ『スポールブール』です!

「スポールブール」とはフランス発祥の球技で、その起源は古代エジプト・ギリシャの時代まで遡ることから『世界最古の球技』とされています!

日本国内では競技人口50名弱ということで、まだまだマイナースポーツではありますが…

そんな中でも競技を楽しみながらスポールブールを広める活動をされている方がいますので、今回にご紹介させていただきたいと思います!

今回にご紹介させていただくのは、
スポールブール日本代表選手兼監督の豊田想さんです!

過去に何度もメディア出演もされており、詳しくは後程にご紹介させていただきますが、日本代表選手兼監督ってメチャクチャすごい人ですね!

それでは早速、まずはスポールブールについて皆さんもまだ馴染みが無いかと思いますので、ご説明させていただきますね!

ナオキ

今回も是非、最後までご覧下さいね!

目次

「世界最古の球技」スポールブールとは?ルール・歴史と魅力をご紹介!

 

『スポールブール』って何??
聞いたことないわ…

という人もたくさんいるかと思いますので、まずはスポールブールというスポーツの紹介から始めていきます!

世界最古の球技っていうすごいスポーツなのに…

やはり日本国内ではまだまだ競技人口も50人弱と少なく、ルールをご存じの方もかなり少ないという現状なのでしょうね…

なので!
まずはルールから見ていきましょう!

スポールブールのルールは?

スポールブール
引用:日本スポールブール連盟公式HPより

まずはルール紹介です!
お笑い芸人のティモンディ高岸さんの動画でも説明されていましたので、こちらもご覧下さい!

スポールブールはめちゃくちゃ簡単に言うと、

ボールを投げて目標の的に当てたり近づけたりする競技です。

▼スポールブールで使われるボール

このボールは丁度手のひらで持てるソフトボールくらいの大きさで、重さも1キロくらいと軽く、投げるのに力が無くても大丈夫です。

前回にご紹介した『ペタンク』と非常によく似ていますね!

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ペタンクとの違いは、
スポールブールには6つの競技があることです!

  1. プログレッシブ
  2. ラピット
  3. プレシジュン
  4. シングル
  5. コンビネ
  6. ダブルス

6つのうちから自分に合った種目を選択します。

では、それぞれ簡単に説明しますね!

①プログレッシブ

プログレッシブは、走りながら的にボールを何回当てられるかを競います。

大体12〜17mほど離れた的のボールに走りながら投げて当てていき、そして1人で5分間走り続けるので、持久力と集中力が必要になります。

引用:東京新聞より

②ラピット

基本のルールはプログレッシブと同じですが、ラピットは2人1組になります。

1人が4球投げる毎に交代し、プログレッシブだとボールを当てる度に的の球がズレていくのに対し、ラピットは的の位置は変わりません。

③プレシジョン

プレシジョンとは、11個のボールを置き、それを狙って当てにいく種目です。

的の位置によって点数も変わります。
もちろん、難しい位置にあるほど得点が高くなります。

的のボールの位置は投げるごとに変化し、同じ場所に置かれることは無く、障害ボールを置かれることもあるため、集中力はもちろん判断力も大事になります。

④シングル

シングルはその名の通り、
1対1の勝負です!

1人4球ずつで、相手よりどれだけ的の球の近くにボールを寄せられるかを競うシンプルなルールです。

場合によって相手のボールを弾いたり、
直線的に的を狙ったりと、カーリングの原形のようですね!

コンビネ

コンビネは、先ほどのシングルをよりシンプルにしたものです。

コンビネの面白いところは、
球を弾くのか?的へ向けてボールを転がすのか?これを選択した上で、1人4球の持ち球でプレーを行うところです!

それによって、円のボールを外へ弾き出す・円の中にボールの収めること、にてそれぞれの最終的な合計得点を競います。

⑥ダブルス

ダブルスの基本ルールはシングルと同じです。

異なる点は2対2であることと、
1人3球ずつの持ち球であることです。

人数を増やして、トリプルス、フォワーズとして協議を行うことも可能です。

スポールブールの歴史

冒頭でもご紹介した通り、
スポールブールは”世界最古の球技”であり、その起源は約5000年前にボールを転がす古代の遊びからと言われています。

現在は金属製のボールを使いますが、
当時は石を磨いたボールを使って行われていました。

古代ローマでも現代のスポールブールと同じく、ボールを投げる人の画が残っていたり、中世でも楽しんていた人がいる記録もあります。

道具は多少変われど、昔から殆ど形を変えることなく楽しまれていたスポーツだということがよく分かりますね!

ナオキ

シンプルなルールも歴史あるスポーツの特徴ですね!

スポールブールの魅力や見どころは?

スポールブール 魅力

スポールブールの魅力は、

シンプルなルールの中でも、
運動神経から頭脳まであらゆるスキルで勝負できることです!

もちろん、考えた戦略を実現させるだけの技術力も必要となり、相手よりも何手も先を読む高い戦略性と判断力が求められますね!

そして何より老若男女が生涯楽しめるスポーツであることですね!

スポールブール クラブ

日本では、成長中ではありますがまだまだ競技人口は少ないマイナースポーツです。

なので、これから日本代表を目指すことも、スポールブールを広めていく活動を楽しむこともできそうですね!

スポールブール日本代表、豊田想さんってどんな人?実績や戦歴は?

スポールブール 豊田想

スポールブールについてご紹介してきたところで、次は豊田想さん自身についてご紹介していきます!

豊田想さんはスポールブールの日本代表で、ご自身のブログやスポールブールの公式HPを持って発信もされています。

21歳でスポールブールを始め、
今でも現役で日本代表選手兼監督を務めておられる方です。

豊田さんの輝かしい実績はこちら!

実績

2019年

  • 世界選手権 第6位(プレシジョン)
  • アジア・オセアニア選手権
    金メダル(コンビネ)

こんな輝かしい実績がある方ですが、
実はスポールブールを始められた当初は…

「そこまで楽しくなかった」

とのことでした。

実際にお話ししてみて、
スポールブールに対する熱意をすごく感じるすごい方ですが、最初は楽しいと思えなかったそうです。

一体、なぜだったのでしょうか??


そんな豊田さんへ実際にオンラインでスポールブールを知ったキッカケ今後の活動についてインタビューさせていただきました!

次からは実際にお聞きした、
豊田さんへのインタビューをお届けします!

ナオキ

超良い人でした!
めちゃくちゃ楽しかったです!

スポールブール日本代表の豊田想さんへ直撃インタビュー!

スポールブールを始めたキッカケは?

ナオキ

豊田さんがスポールブールを始めたキッカケを教えていただいても良いですか?

豊田さん

21歳の時、TV番組の「今、日本代表になれるスポーツ」みたいな特集でスポールブールを初めて知りました。

当時野球をしていたのですが、
野球を辞めてからは「これから何を目標にして生きていくか?」をずっと迷っていました。

そんな時に日本代表として世界に出て戦えることを知ってスポールブールを始めました。

野球をやってたおかげで、
球を投げるのは楽しかったですね。

ナオキ

スポールブールに出会うまでは何をされていたのですか??

豊田さん

何をしていくか迷っていたというのも競技だけの話ではなく、「これからの人生で何をしていくか?」に悩んでいました。

なので、バックパックで海外に行ったりしていました(笑)


まさに「これからの人生で何をしていくか?」ということに悩んでいた矢先、

日本代表になって世界と戦えるスポーツと出会ったことがスポールブールを始めるキッカケだったのですね!

しかし!

そんな流れで始めたスポールブールでしたが、

豊田さん

最初はそんなに面白いと思わなかったんですよね(笑)

世界と戦うことだけをモチベーションにして取り組んでいましたね。

ナオキ

まさかでした…(笑)
では、スポールブールの面白さを感じたキッカケがあったのですか?

豊田さん

日本代表になって時でした。

日本でも当時は競技人口はほとんどいなかったので、世界大会に出場する前は「本当に他の国でやってる人っているの?」って感じでした(笑)

でも実際は20カ国以上から多くの選手が集まり、すごくハイレベルなプレーを目の当たりにしました。

その時にスポールブールの戦略の奥深さを感じましたね。

世界中にライバルや友人ができ、競技もより一層楽しめるようになりました!

ナオキ

なるほど!

スタートが遅くても、こうして世界中の人と深い繋がりができるのもマイナースポーツならではの魅力ですね!

発信活動を始めるキッカケは?

ナオキ

では、現在のようにHPを作って外への発信をしていこうと思われたキッカケを聞いてもいいですか?

豊田さん

世界の中でも上を目指していくために仲間が必要だったからです。

そのために一緒に競技をする人を集めるために発信することをはじめてみました。

ナオキ

なぜ仲間が必要になったのですか?

豊田さん

やっぱり競技をしていると、サポートをしてくれる人が必要だったりします。

人数が少ないともちろんサポートできる人もいないし、種目によってはそれだけで不利になったりもするんです…

豊田さん

あとは、日本代表というプロ選手としての責任もありました。

スポールブールはまだまだ日本国内では競技人口も少なく、認知度も低い競技です。

なので、自ら発信して一緒に競技をする人を増やしていきたいと思いました。

そこからHPを作ったり、大会の様子を動画で配信したりしてきました!

実際にはそんな発信の成果もあり、
日本での競技人口も徐々に増えてきていますね!

元々は5人ほどしかいなかったのですが、
現在は50人以上にもなりました。

ナオキ

やっぱりスポーツの魅力を伝えるために発信することは大事ですね!^ ^

今後はどんな活動をしていくのか?

ナオキ

それでは次は今後のことについてお聞きしたいと思います!

まずはこれからの目標をお伺いしてもよろしいでしょうか?

豊田さん

はい!今の目標は3つです!

①日本から世界一の選手を出す
②日本で世界大会を開催
③全都道府県にチームを作る

将来的に実現していきたいと思います!

ナオキ

どれもすごく素敵な目標ですね!

では、これからの活動で具体的にどんなことに取り組んでいきますか?

豊田さん

日本にスポールブール専用のコートを作りたいですね!

日本にはスポーツブール専用のコートが無いので、現状は学校などのグラウンドを使用しています。

せっかくなら専用のコートを作り、初めての人も気軽に来てできる場所を作りたいなと思っています。

豊田さん

それと、ベンチャースポーツフェスを開催したいと思っています。

モルックやペタンクのような、スポールプールと同じくまだ競技人口が少ないスポーツを一同に行うお祭りですね!

最初は現在暮らしている静岡で考えてますが、今後は大阪でも開催したいと思います。

ナオキ

ベンチャースポーツフェス!
それは是非拝見したいです!大阪で開催の際はもう行くしかないですね!

ということで、
オンラインで1時間足らずの間でしたが、非常に濃い内容になりました!

特にお話の中であったこれからの目標の中で、チームを作ったり世界一の選手を輩出するためには、

やっぱり競技人口が増えることが不可欠です。

そのために、今後の活動内容や発信については注目ですね!

豊田さん、ありがとうございました!

スポールブールのチーム「ブールスポーツさいたま」をご紹介!

ブールスポーツさいたま

「ブールスポーツさいたま」は、豊田さんによってブールスポーツの普及と競技のさらなる価値向上を目的として2016年に設立されました。

日本代表やオリンピック選手を目指す本気の人から日頃のちょっとしたエクササイズまで、生涯スポーツとしてスポールブールを楽しみたい人の環境を整えたクラブです!

エンブレムは、さいたま市の名産品の「ブール」と「盆栽」のイメージで、チームカラーの赤を基調としてデザインされたものです!

今回の内容を見て、
少しでもスポールブールに興味を持たれた方は、一度HPを覗いてみて下さいね!

ブールスポーツさいたま HP

【最後に】スポールブール日本代表の豊田想さんへインタビューをしてみて

今回はいきなりHPから問い合わせから豊田さんへ連絡し、突然直撃インタビューをしてきました!

快諾してくださった豊田さん、
本当にありがとうございました!

今回もインタビューをして感じたのは、

マイナースポーツをガチでやってる人から伝わってくる熱意…ハンパないって!!

ってことです(笑)

僕がずっとやってきたスキーも、
スノーボードの方が人気もあるし競技人口も昔に比べたらかなり減ってしまいました。

ですが、そこであえてスキーをやる人はすごい熱量で、かつ業界内でのつながりもすごく濃かったです。

ナオキ

本当にみんながスキーが好きで、すごく楽しく発信してこれました!

みんなが自分の競技が心の底から好きで、
かつ競技人口が少ないからこその強化のつながりが持てること。

それこそがマイナースポーツを楽しむことの醍醐味ですね!

豊田さんと話していると、
スポールブールの業界内でも、同じように強いつながりができているんだろな。

と、確信しました(笑)

これから少しでもスポールブールが日本国内に広まり、世界大会が日本で開催できるようになれば良いですね!

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